【グルテンフリー】アイリスオーヤマIBM-010-Cで焼く!ふわふわ米粉パンレシピ

 

昨年から、

 

我が家はグルテンフリー生活を始めました。

 

まず手始めに朝食を

 

「食パン」→「米粉パン」

 

にするため、

 

アイリスオーヤマのホームベーカリー

 

「IBM-010-C」を購入しました。

 

しかし

 

付属のレシピで米粉パン作りにチャレンジしてみたものの、

 

何度やっても、私の知ってるフワフワもちもちの米粉パンとは程遠い

 

「お餅のような食感」のパンしか作ることができませんでした。

 

そこで

 

Youtubeやブログで色々な方のレシピを参考にして

 

長い間あれこれと試行錯誤したところ、

 

ついに

 

「ふわふわの米粉パン」を作ることができました。

 

 

再現性もバッチリあり、

 

今の所

 

この機種で米粉パンを作るには、

 

「これがベストではないか」

 

と勝手に思っています。

 

ということで、

 

今回はグルテンフリーの米粉パン作りレシピに是非お付き合いください。

 

アイリスオーヤマのホームベーカリー[IBM-010-C]でグルテンフリー米粉パン作りに挑戦しているけど

 

  • 餅のような米粉パンになってしまう
  • 生地が膨らまない
  • 米粉パンの真ん中が凹んでしまう
  • 米粉パンのキメが荒い
  • ふわふわの米粉パンができない

 

このような悩みを持っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

また、

 

  • 他の機種をお使いの方
  • これから米粉パン作りに挑戦したい方

 

にも読んでいただけたら嬉しいです。

 

なお

 

残念ながらこのレシピは、

 

「ホームベーカリーに材料を投入してボタンを押したら終わり」

 

というものではありません。

 

ホームベーカリーと協力して美味しい米粉パンを作るレシピになります。

 

「自分で行う作業も結構ある」

 

という点をご理解いただいた上で読み進めてください。

 

それと

 

私はパン作り「超」素人ですので、残念ながら高度な質問には回答できません。

 

その点もご理解いただき温かい目で見守ってくれたら幸いです。

 

それでは早速、レシピを紹介していきます。

 

 

米粉パンの材料一覧

 

 

使用する材料の一覧です。

材料の詳細は後ほど紹介します。

 

【湯種用】

  • 米粉 20g
  • 熱湯 50cc

 

【生地用】

  • 米粉      215g
  • ドライイースト   4g
  • 塩           3g
  • 甜菜糖       10g
  • ラード         6g
  • ぬるま湯       210cc

※ラードは米油、サラダ油などでも可

※甜菜糖はきび糖、三温糖などでも可

 

↑多分ここはなんでもいい。

 

米粉パン作り工程一覧

 

 

米粉パン作りの工程をざっくりと紹介します。

詳細については後ほど解説します。

アイリスの[IBM-010-C]以外をお使いの方は、

この工程を参考にしてみてください。

 

湯種作り

1.米粉20g + 熱湯50cc

2.ゴムベラなどで混ぜる

3.粗熱をとっておく

 

パン作り工程

⚫︎1.米粉215g+ドライイースト4g+ぬるま湯210ccを混ぜる

⚫︎2.塩3g+甜菜糖10gを加えて混ぜる

 3.HBで5分こねる

⚫︎4.溶かしたラードを加える

 5.HBで5分こねる

⚫︎5.湯種を加えて混ぜる

 6.HBで5分こねる

⚫︎7.生地チェック

 8.グルテンフリー米粉パンモード

  (73分間だけ使う)

  【73分間のモード内容】

   こね  12分

   ねかし 5分

   こね  12分

   ねかし 5分

   こね  12分

   ねかし 5分

   こね  12分

   発酵  10分(ここで中断する)

 9.HBで10分こねる

 10.HBで15分発酵

 11.HBで50分焼き

⚫︎は手作業

 

米粉パン作り工程の詳細

 

今回紹介する米粉パン作りでは、湯種(ゆだね)を利用した方法を紹介します。

湯種を使うことで、毎回安定した米粉パンが作れるようになります。

 

もしかしたら、工程を見て

 

「やることが多くて無理ぃ!」

 

と思うかもしれませんが、何回かやるとすぐに慣れてくるので

 

最初の2〜3回は、頑張って作ってみてください。

 

湯種作り

 

まずは湯種を作る。

ボールに米粉20gと沸騰直後の熱湯50ccを注いで手早く混ぜる。

※沸騰直後の熱湯でないと湯種がうまくできない時があります。

 

全体がよく混ざり、ゲル状になったらOK。

 

 

放置して粗熱をとっておく。

 

 

生地作り

 

ここからはメインとなる生地を作っていきます。

 

材料はあらかじめキッチンスケールなどで計量しておいてください。

 

また、ラードは計量後にレンチンして溶かしておくと作業がスムーズです。

 

ドライイーストが活性化できるように35℃程度のぬるま湯を必ず使ってください。

 

私は温度計は使用せず、指の感覚で確認しています。

(だいたい、ぬるいお風呂の温度)

 

1.生地作り

この工程は、手作業がメインとなりますので、頑張りましょう。

 

 ・パンケースに以下の材料を入れる。

   ※羽をつけ忘れると面倒なので注意

 

 

【最初に入れる材料】

  • 米粉          215g
  • ドライイースト       4g
  • ぬるま湯(35℃くらい) 210cc

 

 ・材料を入れたらミニ泡だて器で攪拌

       

 

 ・底や壁にこびりついたの粉を剥がす

   ※特に底にベッタリとこびりついています

 

 ・泡立て器で米粉の塊がないように撹拌

  (手作業)

 

 ・甜菜糖10gと塩3gを投入し、さらに攪拌

  (手作業)

 

 ・ホームベーカリーにセットし5分こねる

 

 

 ・ラード6gを投入し、5分こねる

 

 

 ・湯種を10円玉サイズにちぎり投入

  ※ゴムベラを使用すると楽

 

 

 ・ミニ泡立て器で撹拌して湯種を溶かす

  (手作業)

 

 

 ・5分こねる

 

2.生地のチェック

 

ここまでできたら、生地のチェックしていきます。

 

計量誤差や温度などにより、生地の粘度に違いが出ることがあるので

 

ここで丁度良い粘度に調整していきます。

 

生地の粘度は、ミニ泡立て器を生地の中から持ち上げた時の状態で確認します。

 

 

 

【丁度良い生地の粘度】

  • ミニ泡立て器に残っている生地がどろ〜ッと落ちる
  • 落ちた生地の根元が数秒で馴染む

 

⚫︎以下の場合はぬるま湯を追加

 ※ぬるま湯は小さじ1〜2ずつ追加

 

【生地が硬い時】

ミニ泡立て器から生地が落ちない(かなり硬い)

生地は落ちるが生地の根元が全く馴染まない(少しだけ硬い)

 

⚫︎以下の場合は湯種を追加

 ※最初に作った湯種を少しだけ残してくと便利

 

【生地が柔らかい時】

ミニ泡立て器から生地がスルスルに流れ落ちる

(かなり柔らかい)

 

硬さを調整した場合は5分こねる(自動)

 

3.調理

 

発酵時間が長すぎると、きめ細かい断面のパンに仕上がらないので、

 

ここからは時間をしっかりと管理してください。

 

 

・グルテンフリー米粉パンモード(9番)をセットしスタート

 ※他機種の方は工程一覧表を参照してください

 

 

 

同時にキッチンタイマーで73分を測る

 ※73分の理由は下で解説します

 

・73分後「取り消し」ボタンで停止する

 

・こねモード(25番)で10分こねる

 

・発酵モード(26番)で15分発酵

 

・焼きモード(27番)で50分焼き

 

発酵・焼きの時にアルミ箔を被せるレシピもありますが、

私の場合は、アルミを被せると生焼けっぽくなることが多々ありました。

このレシピでは使わない方がうまく焼き上がるかもです。

ぜひ、ご自身で確かめてみてください。

 

4.完成

 

 

米粉パンは、通常1.5倍程度しか高さが出ません。

※もっと膨らませたい方は、トレハロースを添加すると良いみたいです

 

焼き上がった米粉パンは粗熱を取ってから、

 

網の上に取り出し20分ほど冷ましてください。

 

私は埃などが付着するのが嫌なので、

 

この間キッチンペーパーをパンに乗せています。

 

20分ほど冷ましたらラップとキッチンペーパーで包んで、

 

数時間冷ましてください。

 

グルテンフリー米粉パンモードについて

 

参考までにアイリスオーヤマ「IBM-010-C」のグルテンフリー米粉パンモードは、以下の工程になっています。

 

⚫︎全工程時間:2時間49分(169分)

  1. こね  12分
  2. ねかし 5分
  3. こね  12分
  4. ねかし 5分
  5. こね  12分
  6. ねかし 5分
  7. こね  12分
  8. 発酵  56分(1次+2次)
  9. 焼き  50分

 

今回の生地で、このモードをそのまま使うと、

 

おそらく以下のような失敗をします。

 

  • 生地が膨らみすぎてケースから溢れる
  • 焼き上がったパンの中央が凹む
  • パン断面のキメが荒い

 

いずれも発酵時間が長すぎることが原因と考えられます。

 

今回のレシピで

 

このモードを73分で停止する理由は、

 

1次発酵を10分だけにしたいからです。

 

1次発酵で発生した余分なガスを抜くことで

 

適度な気泡をまとった「ふわふわなパン」ができると考えています。

 

もしかしたら、季節によっては全く異なるかもしれませんが

 

この記事を書いている2月時点では

 

1次発酵 10分

2次発酵 15分

 

でうまくパンが焼けています。

 

室温によって変化する場合は、随時ここに追記していきます。

 

レシピのポイント

 

このレシピのポイントを少し整理しておきます。

上手くできない時は、以下の点を確認してみてください。

 

  • 湯種を使う
  • 分量をしっかり測る
  • ぬるま湯を使う
  • ドライイーストは古くないか
  • 壁・底に粉ダマを残さない
  • 生地の粘度を確認・調整する
  • 発酵時間を守る(これが一番大事)
  • アルミで覆わない

 

それでもうまくできない時はコメントをお願いします。

私にできる範囲であればアドバイスさせていただきます。

 

当レシピの材料紹介

 

ここからは我が家で使用している材料の紹介をしていきます。

 

米粉

 

米粉は、米粉パン作りにおいて圧倒的な高評価を誇る「ミズホチカラ」を使用しています。

 

2kg単位で購入すると割高感がありますが、まとめ買いすると単価を抑えることができます。

 

どうせほぼ毎日作るので、我が家では12kg(2kg×6袋)を購入しています。

 

 

 

ドライイースト

 

ドライイーストは、赤サフを使用しています。

 

ドライイーストは、保存方法がよくないと膨らまなくなってしまいます。

1ヶ月程度で使い切れる125gのものがおすすめです。

 

 

 

砂糖

 

砂糖は、甜菜糖を使用しています。

上白糖や三温糖でも良いと思いますが、オリゴ糖やミネラルを含む甜菜糖をお勧めします。

 

 

 

食用油

 

食用油は、ラードを使用しています。

 

植物油は体内に蓄積しやすいので、なるべく控えています。

 

ラードは、炒め物などの料理に使うとコクが出て美味しくなるので重宝してます。

 

もちろん、気にしない方は米油などでも良いと思います。

 

 

 

 

当レシピのキッチンツール

 

ここではこのレシピで利用しているキッチンツールを紹介していきます。

※こっそり私が欲しい物も入っていますが大目にみてください

 

ホームベーカリー

 

ホームベーカリーはもちろんアイリスオーヤマの「IBM-010-C」を使用しています。

 

このホームベーカリーを選んだ理由は、見た目が圧倒的に可愛かったからです。

 

操作もシンプルで簡単なので、ほとんどの人が使いこなせると思います。

 

価格帯も手頃なので初めてのHBには良いと思います。

 

 

 

計量カップ

 

我が家では、100均一で購入した計量カップを使用していましたが、

 

耐熱仕様でなかったために熱湯を注いでいたら、壊れてしまいました。

 

現在こちらを注文しています。

 

 

 

ゴムベラ

 

ゴムベラは米粉パン作りに欠かせません。

 

ラードを使う時などにも使えてとても便利です。

 

調理ごとに使いやすいサイズがあるので、

 

いくつかサイズを揃えておくと良いかもです。

 

 

 

キッチンスケール

 

現在使用しているキッチンスケールの調子が悪いため、こちらを注文しました。

 

計量ミスがあると、米粉パンが上手に作れませんので必須アイテムですね。

 

 

 

ミニ泡立て器

 

手作業で生地を撹拌する際に大活躍する「ミニ泡立て器」です。

 

100円均一などにもあります。

 

 

 

まとめ

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

グルテンフリーの米粉パンが上手に作れるイメージはできたでしょうか。

 

米粉パンは本当に繊細で、

 

ほんの少し条件で成功と失敗を分けてしまう難しさがあります。

 

しかし一方で、子供の頃にワクワクしながらやった

 

「理科の実験のような楽しさ」

 

も持ち合わせています。

 

米粉パンが上手に焼き上がった時の喜びを

 

「多くの人に感じてもらいたい」

 

と思いこの記事を書きました。

 

  • 作り方をおさらいしたい時
  • 疑問が発生した時

 

などは

 

ぜひまたこの記事に戻ってきてくれたら嬉しく思います。

 

おしまい。