田原市の『表浜ほうべの森』でキャンプ! ~基本情報編~

2018年のGW(5/3〜5/5)は、友人ファミリーと愛知県田原市にある『表浜ほうべの森』でキャンプをしてきました!
初めてのキャンプ場なので基本情報をまとめておきます。
 

 

表浜ほうべの森とは・・・

表浜ほうべの森の中央広場"f:id:years44:20180516004035j:plain"

 伊良湖岬を擁する渥美半島の中腹に位置し、豊かな自然に触れたり、雄大な太平洋を望む事ができるイカしたキャンプ場なのです。
 
2017年4月から1年間の無料期間を経て、2018年4月に有料のキャンプ場としてオープンしました。
できたばかりというだけあって、とてもキレイなキャンプ場です。
 
最近流行りのサーフキャンプには、もってこいで、キャンプ場を少し下っていく(徒歩10分位かな)と、サーフポイントがあります。

キャンプ場から見える太平洋"f:id:years44:20180516004139j:plain"

 この日も、いい波が入ってきてましたよ!
 
キャンプ場を管理しているのは、愛知県田原市です。
正式名称は、『谷の口公園(やのくちこうえん)』で愛称は『表浜ほうべの森』みたいです。
 
ところで・・・
 
「何故、名称が2つあるのか?」が気になりませんか。
 
おそらく・・・・
 
  • 割と近い距離に同じ名前の公園がある事(静岡県掛川市)
  • キャンプ場らしい名前にしたかった
 
と言う事で、「表浜ほうべの森」になったのでは・・・(妄想中)
う~ん・・・ 
僕の妄想を押し付けておいて申し訳ないけど
 
 正直、どーでもいいですねw
 (どーでもいいんかい!)
 

アクセス

 浜松から

我が家のある浜松からは、高速道路を使わずに約1時間半程と適度な距離感です。
 

東京方面から

東京方面からのアクセスは、東名高速道路『浜松西インター』降りて南下するルートが、比較的渋滞しにくく、流れもスムーズで良いと思います。
浜松西インターからは、約1時間
 

名古屋方面から 

名古屋からも高速道路を使えば約1時間半と、意外にもアクセスは悪くありません。

 

チェックイン・チェックアウト

 

デイキャンプ利用

9:00~16:00
 

キャンプ泊

イン     13:00~16:30
アウト   ~10:00(早っ‼)
 
※デイキャンプ利用を申請する事で、アーリーは9時から、レイトは16時まで延長可
しかし、デイキャンとキャンプ泊の料金は同じなので、割高感あり。
 

ちなみに・・・

 
チェックインの開始時間は、13時厳守なので、早めに着いても「荷物を運ぶ事」や「場所取り」、「火器の使用」はできません
 
この日も2時間程待ちぼうけ…。
 
あんまり早くに行くと我が家の二の舞いになりますので、注意してください。
 
しかし、キャンプ利用者ならチェックインまでの待ち時間に、中央広場と無料施設の簡易的な利用は可能です。
 
  • 中央広場の利用(ボール等で遊ぶ、レジャーシートの使用程度)
  • 公園内の散策
  • 施設(トイレやシャワー)の利用
 
上記位ならOKらしいです。
 
ただし、この日は前日の雨で中央広場は、ビッチョ×2。 
完全に時間を持て余してしまいました(汗)
どうやら、有料化されてから管理が厳しくなったようで、ゆるい管理のキャンプ場が好きな方は「むむっ!!」となる点があるかもしれません。
 
僕は、仕切りに「むむむむむむっ!」となってしまいました(笑)
 

キャンプサイト

 
キャンプサイトは、車の乗り入れは禁止で、すべてフリーサイトとなります。
前述した中央広場は遊ぶ為の広場になっているため、テントを張ることができません。
テントを張ることができるのは、以下の写真のキャンプエリアのみとなります。
(テントマークのところですね)

キャンプ場内の地図"f:id:years44:20180516004847j:plain"

 

サイトコンディション

 
中央広場の水捌けは、かなり悪いですが、幸いな事にキャンプサイトは全体的に水捌けは良さそうです。
特に北側サイトの水捌けは、抜群に良いです。

北側サイトの様子"f:id:years44:20180523004434j:plain"

 キャンプ日前後の天気が心配な時は、北側サイトをオススメします!

地図上の北側サイト"f:id:years44:20180516004829j:plain"

地面も固すぎず、柔らかすぎずでペグ打ちに苦戦する事はないと思いますよ。
 

駐車場

 
管理棟横に30台位は停められそうな結構広めな駐車場があります
混雑してしまう繁忙期には、グルキャンの場合は、1台のみをこの駐車場に停めて、それ以外の車は少し離れた駐車場に停めなくてはなりません。
※我が家がキャンプした際(繁忙期)には、何故か離れた駐車場には我が家の車しかないという摩訶不思議現象が起きていました
 
どうやら皆さん、「注意されたら移動すっか」って感じで、メイン駐車場を使ってたみたいです…
 
そうですか、正直者がバカをみるってこういう事なんですね。(くそ〜!)
 

頭を抱える男性"f:id:years44:20180417220844j:plain"

リヤカー

 
キャンプサイトに車を乗り入れる事が出来ないため、駐車場からテントサイトまでは、リヤカーを使用して荷物を運ぶ事になります。
(もちろん自力でもOKですが)
 

少ない!

 
リヤカーは小さい物が3台しかありません。
しかも1つは工事現場で使うような一輪車・・・・

工事現場にある一輪車"f:id:years44:20180516005504j:plain"

※写真はイメージ
 
コイツはめちゃくちゃ不安定ですよ。
周りのキャンパーが、荷物を落としている場面を何回も目撃してしまいましたからね。
 

争奪戦がすごい! 

 
繁忙期のチェックイン、アウト付近の時間帯は、とにかくリヤカーの争奪戦が凄いです。
こんな人がいると嫌ですね
 
  • リヤカーをキープしながら、テントの設営や撤収をする人
    (設営時には、荷物を先に全部運びましょう)

  • 夜の内からリヤカーをキープし始める人
    (そのハートの強さ、うらやましい)

  • 連泊の2日目の朝にリヤカー使って場所移動する人
    (移動は撤収のゴールデンタイムではなく、10時以降にお願いします)
 
とにかく、リヤカーが足りてないので、キャンパー同士でもっと配慮し合いたいと強く願う僕なのでした。
そして、田原市には「大きめのリヤカーをあと3台程追加してくれーい!」と声を大にして言いたい。
 

利用料金

 
1サイト(4m×4m) 2,000円/1泊
デイキャンプ                2,000円/1日
アーリーチェックイン 2,000円/1回
レイトチェックアウト 2,000円/1回
※アーリーorレイトはデイキャンプを申請する
 

大き目のツールームテントは注意が必要

 
大きめのツールームテントは2サイトとカウントされます。
また、テントとタープを張る場合も2サイトとカウントされる可能性が高いです。
 
ということは・・・・
 
ファミキャンで普通に利用すると大体4,000円/1泊となります。
この場合、アーリーチェックインやレイトチェックアウトを使うと、さらにプラス各4,000円という事になるので、割高感が半端ないですね。
上記を考慮すると利用料金としては、格安のキャンプ場ではないと思っていた方が良さそうです。
コストパフォーマンスの高いキャンプ場だと思ってたんで、なんかガッカリっす。
 
料金見直されるといいな・・・
 
 

施設

 キャンプ場内の施設は以下の通り。

管理棟

キャンプ場の管理棟"f:id:years44:20180516005918j:plain"

 ※管理棟(受け付け)は実際はこの写真左手になります
 
管理棟では、以下の物が販売されています。
 
 確か他にもあったな・・・
 

トイレ&シャワー

キャンプ場のトイレの入口"f:id:years44:20180516005838j:plain"

 
 
トイレは洋式で、凄くキレイでした。
ウォシュレットもありがたいですね。
 
シャワー   100円/3分
 
シャワーの使用時間はお湯が出ている間だけカウントされる仕組みです。
こまめにお湯を止めると割と長く使えます。
 
・・・・が
 
換気扇がなかなか強力で、お湯を止めているとめっちゃ寒いです。
寒がりな人は、200円〜300円位は準備しておいた方が良さそうです。
 

炊事場

 
ここも割とキレイにされていますが、我が家がキャンプしている間は、いつも排水口に生ゴミが詰まっていました。
 
多くのキャンプ場が抱えるこの問題。
キャンパーのモラルの問題も確かにありますが、仕組みにも問題があるかもしれません。
 
先日行ったPICA富士西湖では、3角コーナーがあり、流しを使用する度に使用した人が水切りネットを交換する仕組みになっていて、生ゴミが詰まらない、シンクが汚れないという、なかなか合理的な仕組みになっていたのを思い出しました。

 

www.44blog.com

 

ピザ窯

 
1000円/2時間か〜。
使う人、いるのかな〜。
 

自販機

 
水分補給用のドリンクやハイボール用の炭酸が無くなってしまっても安心です。
ちなみに愛知県は、チェリオの自販機設置率が結構高いと個人的には思っています。
 

近隣のスーパーマーケット

いずれも車で15分ほどの距離に買い出しができるスーパーマーケットがあります。
 
  • ヤマナカスーパー 田原店
  • イオン 田原店
  • フードオアシスあつみ 田原店
 
僕のイチオシはヤマナカ。
食材は結構豊富でした、伊良湖名物の大アサリも売ってます!
 

周辺観光

 
  • 伊良湖岬
  • 太平洋ロングビーチ
  • サンテパルク田原
  • 蔵王山展望台
  • 道の駅 めっくんはうす
  • シェルマよしご
  • 豊橋総合動植物公園 のんほいぱーく
  • 豊川稲荷
 
などでしょうか。
渥美半島の観光スポット情報は以下のリンクからどーぞ。
 
 
 

その他の注意事項

 

checkと書かれた黒板"f:id:years44:20180516011446j:plain"

 

夜はスタッフ不在

夕方以降はスタッフが、不在になりますので「伝達事項」や「問い合わせ」は夕方までに済ませておきましょう。
 

ごみは持ち帰り

全てのごみは持ち帰りです。
 

花火は禁止

どこかにひっそりと書いてありましたが、花火は駄目みたいです。
 

マムシが結構いるらしい

うっかり草むらにボールが入ってしまったときなどは、うかつに入り込むと危ないらしいです。
長靴を履くか、棒などを使って取ったほうがいいかもしれませんね。
ちなみにこれ、ローカル(フラフラ散歩してたおじいちゃん)情報なので間違い無いでしょう(笑)
 

キャンプ場の良い点

 

GOODと書かれた黒板"f:id:years44:20180516011511j:plain"

人間味が溢れるスタッフさん

スタッフの方々は、接客に不慣れな感じは否めないものの、とても話しやすくて、質問すると丁寧に答えてくれます。
 

とにかく施設がキレイ

トイレやシャワー、炊事場がキレイだとそれだけで安心感があります。
 

割と余裕があるキャンプサイト

120名で人数制限しているためか、繁忙期にもかかわらず、窮屈な感じはしませんでした。
 

中央広場で思いっきり遊べる

 

キャンプ場の中央広場"f:id:years44:20180516005750j:plain"

 天気が良ければ、テントの無い中央広場で周りを気にせずに思いっきり遊ぶ事ができます。
サッカー、野球、フリスビー、バドミントン、凧揚げ・・・
 
などなど、子供が楽しめる物を持参するといいと思います。
 

気になる所(改善して欲しい)

考える人の像"f:id:years44:20180303200442j:plain"

 以下、勝手な事を書きますが、おじさんの独り言だと思って聞き流して頂きたい。
 

リヤカーの数を増やして欲しい

リヤカーの争奪戦は、本当にうんざりします。
同じようにリヤカーを使用するキャンプ場は他(渚園やこどもの国)にも沢山ありましたが、3台しか無いってのは正直キツい。
もう3台は欲しいところ。 
※それと、できたら繁忙期だけでもリヤカーを使用する時のモラルの呼びかけもやって欲しい
 

チェックアウトの時間

チェックインが13時からなので、せめて11時チェックアウトにしてほしい。
リヤカー問題を抱えながら、10時にアウトってめちゃくちゃバタバタします。
一般的なホテルのチェックアウトと同じ時間て。。。
 

アーリーチェックインの料金

 
ほとんどのキャンパーが、大型連休以外では1泊しか出来ないと思います。
『早めにチェックインして、ゆっくりするのがキャンプの醍醐味の1つ』という人も少なくない筈。
アーリーチェックインの料金が、キャンプ1泊の料金と同じというのは、どーなんでしょ。
 

草刈りオジサン

 
丸鋸の草刈り機で草を刈るオジサンが度々出没しますが、小さな子供もいるし、石とかも飛ぶし、そもそも草刈り機も剥き出しの刃物ですから、安全を考慮して作業する日や時間帯を変更して頂けるとありがたい。
 

利用料金の明確化

 
4m×4mが1サイトとか、大きめのツールームテントは2サイトとか、小さめのツールームテントは1サイトとか、わかりにくめ。
 
【例】
テント一張り2000円
タープ一張り2000円
ツールームテント4000円
 
といった感じで明確な方が良いと個人的には思います。
 

最後に・・・

 
以上、勝手な事を沢山書きましたが(偉そうにすみません)、4月から新たなルールも決まったばかりでスタッフさん自身も『慣れていない面』や『思う所』もあるようです。
オープンしたばかりのキャンプ場ですので、今後、様々な事が改善されていくと思われます。
 
ロケーションやスタッフさんの対応はもちろんの事ですが、心地のいい風が吹き、鳥のさえずりが聞こえてくるキャンプ場は、僕自身とても気に入ったので、仕組みが整っていない現状を「勿体無い」と思ってしまいます。
 
しかし、様々な苦難を乗り越えて今後も益々進化するであろう『表浜ほうべの森』をまた必ず利用したいと思います。
 
 
キャンプレポはこちらから。