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こんにちは、44です。
タイトルにもある通り、2023年2月の電力使用量を前年同月と比べ52%も削減できました。
ちょっとウソくさいですが本当です。
※一応これが証拠となります
明かりをロウソクに変えて節電
室内でもダウンコート着て寒さを凌いだ
などの、びんぼっちゃま作戦を使ったわけではありません。
普通に暮らして、しっかり節電しました。
【実際の使用量・電気料金】
■2022年2月分(去年)
電力使用量 994kWh
電気料金は 22,645円
電気料金単価 @22.8円
■2023年2月分(今年)
電力使用量 477kWh(-52%)
電気料金は 13,775円(-39%)
電気料金単価 @28.9円(+6.1円)
灯油代金 約4,000円
※電気料金の検針日とHEMSの期間がずれているので、それぞれ項目の合計と合わない部分がありますがご了承ください
となりました。
ちなみに我が家はオール電化ですので、ガス代はゼロです。
昨年末からの電気料金高騰で節電に興味がある人も多いと思うので、具体的に何をしたら、電力を大幅に削減できたのかを話していきたいと思います。
この記事を読めば、今よりも節電上手になり、かなりの確率で電気料金を減らす事ができると思います。
- 節電に興味がある
- 電気代を安くしたい
こんな人は是非読んでいってください。
効果の高い節電方法
それでは早速ですが、具体的に実施した節電の中で効果の高かった方法を紹介します。
HEMS(スマートハイムナビ)を使用して、どの家電がどの程度電力を使用しているかを確認していますので、かなり信頼度は高いと思います。
※HEMSとは、家中の消費電力を見える化してくれるシステムです
- 快適エアリーを常時キープモード
- 石油ストーブをメインの暖房にする
- エコキュートの温度設定を変えた
- ホットカーペットは控える
- トイレの便座・ウォシュレットは「低」
- その他の家電もこまめに電源OFF
- 早く寝る
何かの対策をするときは、一番効果の出そうなところを見つけてテコ入れしていくのが効果的です。
HEMSで確認したところ、我が家で一番電力使用量が多いのは『快適エアリー』でしたので、ここを実験的に節電してみました。
もう想像を遥かに超えるレベルで節電できたので、びっくりしました。
他にも、HEMSで効果が出そうな所を探して節電に取り組みました。
以下で簡単に解説します。
快適エアリーを常時キープモード
※写真は一般的なエアコンです
昨年、我が家の電気使用量TOPは、この快適エアリー(エアコン)でした。
快適エアリーは、気温が下がれば下がるほど頑張って働いてしまうため、ガンガン電気を使用していきます。
電気料金が高騰しているので、通常運転からキープモードという「スーパー省エネモード」に変更しました。
なぜキープモードなのかというと、
快適エアリーを完全に消してしまうと、さすがにめっちゃ寒いのではないかと、ビビって今回は実験的にキープモードにしてみました。
実際の電力使用量は以下のようになりました。
【快適エアリーの電力使用量】
2022年1月 556kWh 15,568円
2023年1月 113kWh 3,164円
※比較のため、単価は一律@28円を採用 期間は1日〜31日
実はこれでも月初の2〜3日はフル稼働してましたので、100kWh切るくらいまで行けたかなと思います。
かなり効果が高く、12,400円位は節約できました。
快適エアリーって、やっぱり電力使用量多いんだな。
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こんな記事も書きました。
石油ストーブをメインの暖房
快適エアリーをキープモードにするのとセットで行いました。
キープモードでは、室内は結構寒くて外よりマシというレベルでした。
そこで、キャンプの時に使用していたストーブをLDKのメインの暖房器具にしました。
灯油を買いに行ったり補給するのが面倒ですが、
- すぐに部屋が暖かくなる
- 乾燥しにくい
- お湯をいつでも使える
などなどメリットもたくさんあります。
先日このような記事を書きましたので、ご参考までに。
僕の計算では、エアコンよりも石油ストーブの方が経済的と判断したため、石油ストーブをメインの暖房にしました。
※快適エアリーはキープモードでつけています
ホットカーペットは控える
我が家では、妻や子供がテレビを見る際によくホットカーペットを使用していました。
しかし電気暖房器具の中では、エアコンがエネルギー効率が突出しており、その他の暖房器具(ホカぺ・電気ストーブ・セラミックヒータ・ハロゲンヒータ・オイルヒーター等)は、省エネとは程遠い存在なのです。
なんだかんだでエアコンは優秀です。
この事情を説明して本当に使いたい時以外は、ホットカーペットを控えてもらいました。
もちろん、使用の際には「弱」設定でお願いしました。
2022年1月は少なくても70kWhは使用していたので、おそらく2,500円位は節約になっているでしょう。
(電力は、ホームタイムの@36円を採用)
エコキュートの温度設定を変えた
エコキュートの温度設定を55°Cから50°Cに変えました。
以前は、家族4人で風呂に入るとタンク内のお湯がなくなることがあったので、昨年は55°Cにしてテストしていましたが、結局一人一人がお湯を使い過ぎていただけと判明したので、また50°cに戻しました。
50°Cにしても、何も問題なく使用できています。
風呂温度を42°Cにしているので、流石にこれ以下にするのはきついかもです。
【エコキュートの電力使用量】
2022年1月 202kWh 4,848円
2023年1月 182kWh 4,368円
※深夜電力の@24円で計算 期間は1日〜31日
効果としては、1ヶ月約500円くらいの節約になりますね。
家族構成や生活スタイルに問題なければ、やったほうが良い節電と言えます。
ちなみに、我が家では「湯増し」は一切行いません。
お湯が少なくなってきたら、「湯増し停止ボタン」で強制的に切ってしまい、節約して過ごしています。
トイレ便座・ウォシュレットは低
我が家には、トイレが2つあります。
どちらのトイレも『便座ヒーター』と『ウォシュレット』の温度設定は「低」にしました。
便座もウォシュレットも、「高」設定にすると熱いくらいなので、じんわりと暖かい「低」設定で十分な気もします。
「高」で使用していた昨年との比較です。
【トイレの電力使用量】
2022年1月 設定「高」 38kWh 1,064円
2023年1月 設定「低」 32kWh 896円
※単価は一律@28円を採用 期間は1日〜31日
1ヶ月で6kWh(200円弱)と微妙ですが、少しは効果があります。
昨年と今年の気温が同じではないので、参考程度に見てください。
その他の家電もこまめに電源を切る
その他の家電も使用していない時はこまめに電源を切っています。
我が家の場合は、加湿器を3台も使っていたので、特に注意していました。
加湿器
製品によりますが、大体15〜40wほどの電力を消費します。
仮に25wの加湿器を24時間付けっぱなしにしておくと、
25w × 24時間 × 30日= 18000w(18kWh)
@28円で計算すると、504円となります。
滞在していない部屋では、こまめに電源OFFしたほうが良いでしょう。
換気扇
24時間の常時換気設備以外の換気扇は使用時以外は絶対に切っておいたほうが良いです。
換気扇自体は15wほどと効果は低いかもしれませんが、暖かい空気を排気してしまうという、目に見えないデメリットがあります。
早く寝る
遅くまで起きていると、何かと電力を使用しています。
深夜電力が安いとは言え、深夜は冷え込みもきついので、さっさと寝てしまった方が良いでしょう。
上記の加湿器もそうですが、小さな節電を積み重ねると結構大きな金額になってくるので、馬鹿にできません。
僕の場合、冬は布団乾燥機で布団をあたためて早めに寝てしまいます。
暖房器具より節電できて、睡眠の質も爆上がりします。
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効果の低い節電方法
効果が高い方法とは逆で、やってもあまり意味のない節電方法もあります。
テレビの主電源を切る
テレビの主電源を切っても、リモコンで電源を切っても数分後には、ほとんど0wになります。
やってる感はありますが、ほとんど効果がないと思います。
時間ごとの電気料金単価を知っておく
電力会社との契約にもよりますが、時間ごとに電気料金の単価が異なる事はご存知ですか?
具体的には、
【電気料金の単価】
ナイトタイム @16.3円 / 1kWh
(22時〜8時)
ホームタイム @28.52円 / 1kWh
(8〜10時 17〜22時)
デイタイム @38.71円 / 1kWh
(10時〜17時)
※中部電力のスマートライフプランの場合
上記単価に、毎月変動する『燃料費調整単価』とほぼ税金といっても過言ではない『再エネ賦課金』が上乗せされて、実際の単価になります。
デイタイムに電化製品をガンガン使うと、当然電気料金は上がっていくので注意してください。
単価を理解して、上手に節電を実施してください。
今一度、ご自身の契約している電力会社の単価を確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は我が家の電力使用量52%削減できた事案をもとに、節電方法を説明させていただきました。
もうすぐ冬もおわりですが、まだまだ寒い日が続きそうな気配もありますし、寒さの続く地域もあると思います。
気になった方法があれば是非試してみてください。
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