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こんにちは、44です。
我が家は、2年前にセキスイハイムで家を建てました。
セキスイハイムの
「直23オープンY手摺」
というオープン階段(スケルトン階段)を採用したので、以下の事について紹介していきたいと思います。
※写真の階段が「直23オープンY手摺」です
- 「直23オープン」階段について
- オープン階段を採用した経緯
- オープン階段を2年間使用した感想
- オープン階段のメリット・デメリット
- オープン階段どんな人に向いているか
以下のような方には、参考になると思うので最後まで読んでみてください。
オープン階段に興味があるな〜
2年間使用した人の感想を聞きたい
『直23オープンY手摺』について知りたい
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「直23オープン階段」について
セキスイハイム標準仕様のオープン階段は数種類ありますが、
「ストレートなオープン階段」
(真っ直ぐな階段)
は以下の4種類しかありません。
- 直27オープン階段 A手摺
- 直27オープン階段 Y手摺
- 直23オープン階段 A手摺
- 直23オープン階段 Y手摺
「23」とか「27」という数字は、踏板の奥行きが23cmか27cmという事です。
下の写真は、「直23オープン」の踏板ですので23cmです。
階段の構造上、踏板の奥行きが大きいと傾斜も緩くなります。
27=傾斜ゆるめ
23=傾斜きつめ
となります。
ちなみに
A手摺とは・・・・
<出典:セキスイハイム中部>
手摺の支柱間にアクリル板の目隠しがつくタイプ
Y手摺とは
手摺の支柱間を横桟(よこざん)で構成したものです。
上の写真は我が家なのですが、これが「直23オープンY手摺」となります。
踏板の奥行きが23cmなので、傾斜もややキツいです。
しかしおそらく
「セキスイハイム標準仕様の中で最もコンパクトな階段」
であると思います。
なお、セキスイハイムには以下のようなU型のオープン階段などもあります。
<出典:セキスイハイム中部>
また、建築事例などをみていると
セキスイハイム標準仕様のオープン階段でない物を採用している方もいるので、担当者に確認をしてみると良いと思います。
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オープン階段を採用した経緯
オープン階段を採用した経緯ですが、一言で言ってしまうと
我が家が狭小住宅だからです。
狭小住宅でなければ、「直23オープン」は採用しなかったのでは無いかと思います。
狭小住宅は階段選びが重要
繰り返しになりますが、我が家は建坪12坪の「狭小住宅」です。
間取りを決める時に一番考えさせられたのは
どれだけリビングを広くできるか
という事でした。
なので
- トイレ
- 玄関
- 土間収納
などをスケールダウンしてリビングの広さを確保しました。
しかし、
階段だけは勝手にスケールダウンできないため、最もコンパクトなオープン階段「直23オープンY手摺」に目をつけました。
オープン階段の傾斜が気になる
残念ながら
コンパクトだから即採用しま〜す!!
とはなりませんでした。
理由は先ほども言った通り
「コンパクト故に傾斜角度がきつい」
という事です。
担当者さんが
けっこう角度が急かもしれませんよ
と、
あまりにもしつこく言ってきた事もあり、
- 傾斜がキツくて危ないかな
- 子供が踏み外してケガをしないか
- 老後にこの階段で生活できるかな
と、徐々に不安になってきました。
そして
- SNSやネットで調べまくる
- 他の階段で間取り提案してもらう
- 展示場に実物を確認しに行く
と、散々悩みましたが
そこまで傾斜はキツくない!
と判断して、最終的には採用を決断しました。
階段下に冷蔵庫を置く際の注意点
もしも、
我が家と同じように冷蔵庫を階段下に設置する方は注意が必要です。
冷蔵庫のサイズにもよりますが、『階段設置面』と『カップボード』までの距離が30cm以上ないと冷蔵庫を設置できなくなります。
※直23オープン階段の場合
写真を見るとぴったりと納まっていますが、カップボードサイズを変更してなんとか修正してもらってこのようになりました。
↑ここの距離が30cm以上あるかをしっかり確認してもらってください!
我が家でもセキスイハイムのミスにより、一度手直しをしています。
念のため、我が家の冷蔵庫のサイズを載せておきます。
【冷蔵庫サイズ】
容量 : 550L
幅 : 685mm
奥行き: 699mm
高さ : 1828mm
オープン階段を2年間使用した感想
そんな感じで、悩みに悩んだ挙句採用したオープン階段
「直23オープンY手摺」
を2年使用した感想ですが、
一般的なオープン階段としてのデメリット以外には、ほとんど不満はありません。
しいて言うならば、
上り下りの際に、きしみ音がする事でしょうか。
これはおそらく、階段自体がアルミ製のため仕方がない事なのかもしれません。
製造業で長い事『金属を扱ってきた僕』からすると
きしみ音がどうしても嫌ならば、「しなり」の少ないアイアン製の階段にすれば改善すると思います。
セキスイハイム標準品にはありませんので、他社製品という事になりますが。
それ以外は、
階段として普通に生活に溶け込んでいます。
採用前に気にしていた
- 子供が踏み外す
- 階段の傾斜が怖い
といった事も全くありません。
なんなら、
子供も僕も、
朝の寝ぼけた状態で猛スピードで駆け下りたりもしていますw
※危ないので絶対にマネしないでください
老後にキツくなる事はあるかもしれませんが、今のところは全然大丈夫な気がしています。
まあ、最初の1週間ほどは「傾斜が急だな」とは感じたかもしれませんが、完全に慣れました。
まとめると
【2年間使用した感想】
- 傾斜はそれほどキツくない
(というか慣れる) - きしみ音が気になる
オープン階段のメリット
ここでは、一般的なオープン階段のメリットを述べたいと思います。
我が家では、リビング内にオープン階段を設置しているので、その前提で述べていきたいと思います。
以下で簡単に説明します。
リビング空間が広くなる
オープン階段を採用すると「階段の壁」がなくなるため、リビング空間がとても広く感じられます。
また、2階部分が吹き抜けになる事で圧迫感がなくなります。
我が家のリビングは「12坪の狭小住宅」とは思えないほど広く感じます。
しかし
注意点が2つあります。
1.階段の設置場所を壁際にする事
いくらオープン階段とは言え、壁際意外に設置してしまうと空間を圧迫してしまいます。
めちゃ広いリビングなら良いとは思いますが、一般的な広さなら素直に壁際が良いと思います。
2.階段下にゴチャゴチャ物を置かない
オープン階段の良さは、なんと言っても「すっきり」としている事です。
階段下の空間に色々な物を置いてしまうと一気にオープン階段の「良さ」が消えて、部屋が狭く感じてしまうので注意が必要です。
リビングが明るくなる
繰り返しになりますが、オープン階段を採用すると階段上は吹き抜けになります。
吹き抜け部に壁や天井がないために、採光しやすくなり部屋全体が明るくなります。
個人的には、
2階の南面には日たりの良い部屋を作るべきなので、南面に吹き抜けを作るのは「もったいない」と思います。
北面からの採光ができるように、オープン階段を設置するのが良いのではないでしょうか。
デザインがよい
オープン階段はおしゃれです。
我が家のオープン階段は、セキスイハイムの標準仕様なので「おしゃれ感」は低めです。
それでも
通常の階段と比べたらデザイン性は優れていると思います。
オープン階段のデメリット
一方で、オープン階段には多くのデメリットもあります。
おしゃれな部分に目が行きがちですが、デメリットもしっかりと知っておいてください
コストが高い
セキスイハイムでよく使われる普通の階段は、「20万円ほど」の価格帯ですが、オープン階段で最も安価な「直23オープン階段Y手摺」でも「30万円」ほどします。
おそらく、他メーカーのオープン階段も通常の階段よりも価格が高いです。
とはいっても、ほとんどの人は一生に1度の買い物なので、好きな物を選べば良いと思います。
2階の床面積が減る
オープン階段は吹き抜けとセットになるので、吹き抜け部分は床面積が減ってしまいます。
2階の床面積を確保したい方は、オープン階段の採用は充分に検討した方が良いと思います。
ホコリが落ちる
オープン階段は「蹴上げ」(踏板の奥の壁)がないため、階段の下にホコリやゴミが落ちていきます。
オープン階段の下にデスクなどを置いたら、たちまちホコリだらけになってしまうので、階段下にはなるべく何も置かない方が良いです。
暖房の効率が落ちる
暖かい空気は上昇する性質がありますよね。
なので階段がリビング内にあると
リビングの暖かい空気は、2階に流れていってしまいます。
さらに
オープン階段の場合は吹き抜けによって、その現象がより顕著になります。
- シーリングファンを設置
- 2階の踊り場にドアを設置
このような対策である程度は暖房効率を上げることができます。
冬場に一番暖かいのは「吹き抜けの踊り場」というのは、オープン階段採用住宅では良くある話です。
1階の音やニオイが2階に伝わる
暖房効率と同じ理屈ですが、1階で料理をするとニオイが2階や3階までまわっていきます。
また、音も伝わりやすくなります。
音やニオイに敏感な人はよく検討した方が良いと思います。
階段下収納がない
オープン階段の良さは、デザイン性と空間を広くすることなので仕方がないことなのですが、階段下収納はありません。
ホコリも落ちてくるし、物をおけば折角のデザインが台無しになるので
観葉植物を置いたり、ロボット掃除機の基地にするくらいしかないでしょうか。
シーリングファンの掃除が大変
オープン階段を採用すると「もれなく」吹き抜けになるため、ほとんどの人がシーリングファンをつける事になります。
シーリングファンは、扇風機のようにメチャクチャホコリが付着するので定期的に掃除が必要です。
足場の悪い吹き抜けで、高い場所にあるシーリングファンの掃除は結構大変ですよ
オープン階段に向いてる人向いてない人
いままでの事を考慮して、オープン階段採用に向いている人と向いていない人を勝手に線引きしていきます。
結局は何を重要視するかですね。
パートナーと充分に話し合って決めることが良いと思います。
まとめ
僕が間取りを決める時には、セキスイハイムのオープン階段「直23オープンY手摺」の情報がほとんどありませんでした。
もしも今、同じように悩んでいる方の「役に立てれば」という思いから、この記事を書いてみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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