2018年10月20〜21日に行った『 アプトいちしろキャンプ場』のキャンプレポです。
同行の友人ファミリーとは、今年最後のキャンプになりそう・・・
秋が深まるにつれて、 いよいよ朝晩はかなり冷たい風が吹くようになりました。
焚き火にはもってこいの季節ですが、 同時に就寝時の寒さ対策を考えさせられる今日この頃・・・。
僕も相当な寒がりですが、友人ファミリーの奥様は、 更に上を行く(超ド級の)寒がりなので、 おそらく今回が平成ラストキャンプになるみたい。
(我が家はまだまだいきます!)
となれば、より思い出に残るキャンプとなるように、 いつもとは違うキャンプ場を探してみました。
ポイントは・・・
- もう季節的に水遊びが出来ないので、それ以外で子供が楽しめる事
- キャンプサイトからの眺めがいい事
- 1泊2日なのでなるべく近場である事
この3つ。
もはや、静岡県中西部でこの3つを満たすキャンプ場は、
『アプトいちしろ』
ここしかないのであります。
(いや、あるよ多分)
1日目
キャンプ場に車を置かせてもらい、
朝イチでアプト式列車に乗り、奥大井湖上駅付近を散策する!
その名も
【絶景に朝からテンションMAX、8:30だよ!現地集合】
というプランを練ってみたものの・・・
よくよく考えると、我が家も友人ファミリーも、
朝は、めっぽう弱かったw
テンションMAXというか、むしろMIN。(← なんて読むのこれ、ミン?)
そんな状態で無理に早い時間に集合すると、
どちらかの家族で、夫婦喧嘩が勃発する可能性大。
それと
「アプト式、初めてなのにの情報収集が不十分だな・・・」
とか
「それにしても、奥大井の朝は寒そうだな・・・・」
とか
「朝ごはん直後だし、途中でウ〇チしたくなったらどうしようかな・・・・」
とか
「ウ〇チする為に自分だけ途中下車とかカッコ悪いな・・・・」
とか
「途中下車したはいいけど、トイレに紙がなかったら絶望的だな・ ・・・」
とか
「もし葉っぱで拭いて、 おしりが切れたりしたらテンションミン(MIN)だな・・・」
・・などなど。
『できない言い訳』と『無意味な妄想』をならべた結果
キャンプ前夜に
「やっぱりアプト式列車は2日目にしま〜す」
と見事なへタレっぷりで決着。
まぁ、表向きは『最大のイベントを最後にとっておいた』という事にしておきましょう ・・・・。
それと予約する時に調子こいて
「朝イチ(9:55)のアプト式列車に乗るので、 早く行っちゃってもいいですか?」
・・・と管理人さんについつい言ってしまってたのですが、
結局10:30にキャンプ場イン・・・
キャンプ場までの道中、管理人さんが、
「だいぶ遅いけど大丈夫?道に迷った?」
と心配して電話くれました。
(遅くなったのに連絡しなくてごめんなさい)
そしてこんなヘタレファミリーを温かく迎えてくれた管理人さん、
まるで『ジブリ映画にでてくる親戚のオジサン』(そんなのでてくるか? )
みたいで、本当に素敵です。
やっぱりアーリーインは良いねぇ
「予定より遅い」とは言っても、 普通に考えたら相当早いチェックインです。
直ぐにテントを設営して、
『昼にはビールで乾杯する』
という最高のスタートをきったのであります。
・・・いや~しかし
真っ昼間からビールを飲む・・・・というこの背徳感。
風邪で学校を休んだのに、自宅でドラゴンボールを読み倒した中学生の「あの日」みたいだな・・・。
アーリーインができるって、やっぱり最高です!
目の前のダム湖はエメラルドグリーン!
・・・・・・では無かった(T_T)
10月の初旬に上陸した台風の影響で、 ダム湖の水はめちゃくちゃ濁っていました。
台風から2週間以上も経ってるのにな・・・なんでかな。
奥大井湖上駅 の駅員さんによると
ダム湖は一度濁りが入ると、なかなか取れないらしいです。
(ちょっとずつ放水するため)
めちゃくちゃ楽しみにしていた景観を拝めず・・・・orz
我が家を2日間も停電にしただけでなく、 ここでもやってくれたな、台風め!
そして、またもゲリラ雷雨
2018年のキャンプは本当に雨ばかりです。
(個人的な話ですが)
朝一で確認した天気予報(Yahoo)は、 晴れマークオンリー。
でも、テント設営直後にまさかの雷雨。
何気なく 雷雨中に天気予報(Yahoo)をチェックすると・・・
やりやがったな・・・やほお。
お盆休みのキャンプ程酷くはありませんでしたが、 キャンプ場での雷って、何故あんなに恐ろしいんでしょうか・・・
お盆休みのキャンプレポはこちら
この日、雷雨が通り過ぎても、シトシトと雨は降り続きました。
キャンプ中に撮影する事をクセ付けたい(切実)
この日の昼食は、子供達が作ってくれた「焼そば」
友人ファミリーが持参してくれた「おでん」。
※この写真は妻がスマホで撮っていたもの
子供達が一生懸命作った「焼そば」
そして、
めっちゃ旨そうな「静岡おでん」
(くどいな、何回も)
ブログに載せる写真として、 こんなにもいい素材が目の前にあるのに・・・
僕ときたら
おでんを肴に、呑気にビールばかりのんでたな・・・
しかも、
夕飯の「キムチ鍋」と「ラーメン鍋」も写真なし・・・
かなり良い絵が撮れそうな、温かい鍋料理が、 すぐ目の前にあるのに・・・・
僕ときたら、
キムチ鍋をハフハフしながらつついてばかり・・・
食いしん坊か。
・・・まぁ、こんな感じで
ブログを書いている間は、反省してるんですけどね。
44おじさん、現地ではついつい浮かれてしまいます。
夜は結構寒かった
というか15時位には、もうすでに寒い為、
早々にストーブをインしたトルテュの中でぬくぬくと過ごします。
(寒がりなアラフォーもいるし)
我が家は、トヨトミのレインボーストーブ。
オイルランタンのような優しい灯りで、 揺らめく炎に癒やされます。
家でガンガン使用できる所もGOOD!
就寝時もテント内の空気は、かなりひんやりしています。
この季節、標高のあるキャンプ場ではしっかりした寝袋を用意したいところです。
2日目
2日目は見事な晴天。
でも朝は、空気が冷たくて身が引き締まります。
あまりに寒いので、朝から焚き火をしてみましたが・・・( 上級者ぶって)
こんなに勢い良く燃えているのに、 ちょっと目を離した隙に消える火。
ヘタクソか。
のんびりとチェックアウト
管理人さんの
「今日は入ってくるの1組だけだからゆっくりしていっていいよ〜 」
という言葉に甘えて、
昼までゆっくりさせてもらいました。
朝食はこれ。
ありきたりのパターンですが、なんだかんだでこれが楽ちん。
そして
昼ごはんは、僕の担当。
一見、ネコ飯(まんま)のようですが、列記とした人間食。
サンマの缶詰を使用したお茶漬けです。
見た目は悪いですが、味は抜群に良かったりします。
アプト式列車の旅
さて、撤収も完了していよいよアプト式に乗車します。
まずは、『ミステリートンネル』でザコキャラ風のこいつらをやっつけて・・・
洞窟(ダンジョン)を抜けると・・・・
アプトいちしろ駅!
鉄道オタクでも何でもありませんが、 このレトロな列車にちょっとワクワクします。
ちなみに
切符は列車の中で、美人な車掌さん申告して払います。
乗車後、列車はキャンプ場を横目に鉄道日本一の急勾配をグングン登っていきます 。
そして、長島ダム。
デカし・・・(ラスボスのいる城みたいだな)
なんか、おじいちゃんみたいな顔に見えるし。
キャンプ場のすぐ隣(ホントに目と鼻の先) にこんなのがあったんか〜い!
(ドラクエ1の最初の町から竜王の城が見えているアレと同じですね)
いや、同じではないですよ
と、実は1人でこっそりビビってました。
そうこうしていると、奥大井湖上駅に到着!
※写真は「湖上入り口バス停」付近から撮ったもの
痛恨のミステイク
アプト式列車の駅と駅の距離が、たいしたこと無いと思っていた僕の提 案で、
『奥大井湖上駅』の次の駅である『接岨峡温泉駅』まで乗車。
散策しながら奥大井湖上駅まで戻り、帰りにまたアプト式列車で帰ってくるプランでしたが・・・・
実際には、
接岨峡温泉駅から奥大井湖上駅、結構な距離があり、 40分程歩かなくてはなりません。
しかも、なかなかハードな坂道なので、子供にはキツめ・・・。
仕方がないので、バスで奥大井湖上駅付近の『湖上入り口』 まで行き、そこから奥大井湖上駅へ歩いて行きました。
これなら歩く時間は10分程で、子供にも丁度いい。
多少の山道がありますが・・・ちょっとしたハイキングだと思えば無問題。
しかし
この痛すぎるミスのおかげで、帰りの列車を1時間待つ羽目に・・ ・・
待ち時間中、
子供達は、隣接するコテージで『かくれんぼ』 をしたり楽しそうでしたが、大人達は、
世間話したり、
ボーッとしたり、
ハナクソをほじったり。
景色以外は何もない駅で、濃厚な時間を過ごせました(T_T)
恐らくこの日、 奥大井湖上駅を1番満喫したのは僕達だっただろうと思います。
終わりに・・・
アプトいちしろキャンプ場は、
- 設備がキレイに管理されている
- 管理人さんの人柄も素敵
- 景色も最高
- 利用料金も良心的
- 長時間滞在できる(混雑具合による)
- アクティビティが楽しい
と個人的には、高規格と言える最高のキャンプ場でした。
こんなしょーもないブログでは、 その魅力をしっかりとお伝えできなかったかも知れませんが、 是非騙されたと思って行ってみてください。
我が家も、また近い内に必ずリピートしたいと思います。
おしまい。